・京都編終了後。
・和尚は生きてるけど伽樓羅との契約は終了。
・伽樓羅は坊と契約。坊の負の感情を代償として力を発揮。
・代々の契約と比べると得られる糧が少ないので伽樓羅の力も控えめ。
そんな捏造設定。
「…今日の練習はこんなもんやな」
『だいぶ炎の扱いになれてきたようだな、竜士よ』
「おとんに比べるとまだまだや」
『達磨には座主との契約があったからな。お前と結んだ契約ではあれ程の力は出せぬ』
「俺の、負の感情を食らうゆうやつか」
『座主との契約は、座主のみならずそれに連なる明陀宗徒も絡んでいた。人一人から得られる糧で出せる力の程度は知れたものだ』
「………」
『我の存在が明るみに出た以上、以前と同じ契約はもはや結べぬ。諦めることだ』
「…他の代償があったらどうなんや。たとえば……俺の命、とか」
『………確かに寿命を代償として契約を結ぶ悪魔は多い。得られる力も大きいからな。だが、』
「なんや」
『我はそのような契約は好まぬ。元より我ら悪魔と違って短いヒトの寿命を食らってもつまらぬ』
「つまらんて、そういうもんなんか?」
『長く生きるとな、短くも多彩なヒトの生を眺める楽しみを覚えることもある』
「…さよか」
『なれども本当にヒトはすぐに死ぬ。不角もそうであった…』
「父祖、不角?」
『あれは特に。不浄王の封印がために大層寿命を削ったからな。…愚かな』
「………その愚かもんの子孫に力貸しとるアンタも大概やと思うで」
『ふふ、そうかもしれぬな』
伽樓羅→不角とか言ってみる。
自分も不浄王の瘴気に侵されて体ぼろぼろになりながらも人々を守るために「頼む、私と契約してくれ!!」って土下座する不角の姿にきゅんときちゃった伽樓羅はどっかに落ちてませんか。
この場合不角は坊とそっくりだといい。ご先祖だし。
坊を見て不角を思い出しちゃってセンチになる伽樓羅。
何が言いたいかというと座主血統は愛され血統なんですよってことです。
[4回]
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